仮想プライベートネットワーク (VPN)技術を利用してサイト間接続またはポイントツーポイント接続を安全に確立するオープンソースのアプリケーションです。
VPNを利用することにより、インターネット上に仮想的にネットワークを構築し、場所の離れた拠点間、またモバイル環境とオフィス内LANの間などを安全に接続することができます。
オープンソースソフトウェアとして公開されており、無償で入手できます。
OpenVPNはサーバー、クライアントとも同一のアプリケーション(実行ファイル)を起動します。設定ファイルの設定で、サーバーとクライアントのどちらとして動作させるかを指定します。
OpenVPNは、鍵交換にTLS/SSLプロトコルを使用し、ファイアウォールやネットワークアドレス変換(NAT)を通過します。James Yonanが開発し、GNU General Public License(GPL)の下で公開されています。
OpenVPNを使用すると、ユーザー名とパスワード、証明書、または事前共有秘密鍵を使用して、ピア間で相互に認証できます。マルチクライアントサーバー構成で使用した場合、サーバーは認証局と署名を用いて、各ユーザーに対して認証証明書を起動することができます。OpenSSL暗号化ライブラリとTLSv1/SSLv3プロトコルを使用し、多くの制御・セキュリティ機能を備えています。
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[講義目次] | |
[2.11:ファイル共有サービス] | |
[2.12:システムのセキュリティ] | |
[2.12.1 iptables や firewalld によるパケットフィルタリング] | |
[2.12.2 OpenSSH サーバーの設定と管理] | |
[2.12.3 OpenVPNの設定と管理] | |
[2.12.4 セキュリティ業務] | |
[2.13:システムアーキテクチャ] | |
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